ねこちゃんの家庭の医学(ワクチン)

ねこちゃんはわんちゃんと違い、狂犬病ワクチンの接種義務はなく、混合ワクチンのみです。

 

生まれたばかりのネコちゃんは7~8週に1回目、10~11週で2回目のワクチンを接種します。
それ以降は1年に1回です。

 

 

ワクチンの種類

上から3つはコアワクチンと呼ばれており、最低限の予防として必要です。

 
室内の独り飼いのネコちゃんには3種がお勧めです。
外に出て他のネコと接触する機会があるネコちゃんには4種がお勧めです。

 

ワクチンを接種する前に、、、、

以下に該当される方はワクチン接種についてご相談ください。

 

  1. 今までにワクチン後アレルギー症状(急性症状・嘔吐や顔周りの腫れ)が出たことがある。
  2. 最近、食欲や元気がありません。
  3. 現在、病気を治療中です。
  4. 年齢が12歳以上です。

 

ワクチン接種後は、、、、

○初めて接種された方は接種後30分くらいは様子を注意してあげてください。

○アレルギーは24時間以内に起こることが多いです。

    顔が赤くはれてきた  吐くようになった

などの症状が出た時は病院にご相談ください。

 

ワクチン関連肉腫について

○ ネコちゃんにワクチンを接種した場合、ごく稀にそれが刺激となって腫瘍(肉腫)ができることがあります。
そのためワクチン接種後はその部位にしこりなどができないかどうかを注意する必要があります。
しかしながらその発生率は、1000頭に1頭から10000頭に1頭の確率です。
ワクチンを接種しなかった場合の感染症による死亡率と比べるときわめて低いため、ワクチン接種の重要性は変わるものではありません。

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